夏のはじめの雨 |
生れもったルックスは、たんに透明なボトルみたいなもんだ。 中身次第でなんとでも色を変えてしまう。 いい目鼻立ちしてるのに、ぜんぜんカッコよく思えないヤツは中身に問題があるんだな。 いくら若くてもダメ。 テクニックとか小手先の付け焼き刃でカッコよく見えるくらいなら、恋愛難民なんていないし、友達いないやつもいない。 この前、4,5年前に会って、ま、エッチした人とバッタリ再会した。 向こうはオレのこと全く覚えてなかった。オレも途中で思い出すくらい(w 部屋がカッコイイ人でね。その人自身は目尻にぴんぴん来てたけど。 DVDと同じ内容をしようとかいう変態系でしたけど、そのDVDがみんな若い子しか出てない(w ・・・アラサーなオレで大丈夫なの?って思ったけど、向こうはオレの姿に異様にコーフンしてハァハァ言ってた(攻めるという名の奉仕をさせただけですけども) 「見てるだけでイキそう 自分でしてもいい?」だってさ オレが生きてきた道はあんま人様にはオススメはできないけど、それなりの成果が出たのかなって思えた・・・けど、相変わらず。 相変わらずひとり。誰にもとくに必要とされてないし、必要な「誰か」もみつからない。 身体鍛えて、髪型かえて、たぶんかっこよくなって おせっくすからアブれることはほとんどなくなって、多分おれのことを好きな人も増えた、けど、その分選択できなくなって、けっきょく一番大事なことからは、あぶれっぱなしのような気がする。 どーすんだ、オレ ――この前の夜、雨と雨の間をぬって出かけた あまりに歯医者が酷いんで、性的ヒーリング(椎名林檎)を求めて、何回かあってるセフレの所に転がり込んできた。 「今日はキスできないよ」とかいってさ。 まぁ、相変わらず勝手なオレ でも相変わらず興奮してる、セフレ氏 ちぐはぐ 精液出してたら生きていけるかっていうと、そうじゃないのが男のやっかいなとこ。 どんな形でもエクスタシーを分かち合うこと。 それが人間には必要らしい。 めんどくさくて、どっか切ないちぐはぐ系だな 色々終わって、シャワー借りて、パンツ履いて、外に出たら雨がまたぱらつき始めた やべっと思ったらその瞬間、セフレ氏が傘もって飛び出してきた びっくりしたけど、ありがとうでも自転車だから って言った 夏の雨に濡れて帰った やっぱり嬉しかったけど、セフレ氏にしてもらえるのは「そこ」までなんだなって思った。 おたがい恋人になろうっていいだすには、なんか欠け過ぎてる 欠けてるものを埋めるのはやさしさ? 妥協? 優しい人に甘えてはいけない 傷つけるなんて、そんなことをおもってはいないけど(彼はかっこいい オレに傷つけられる人じゃない) もう会いに行くのはやめようって思った。それがけじめ |
by wake1
| 2009-07-26 07:47
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